二酸化チタン光触媒反応を用いた含金属-EDTA錯体廃液の処理

二氧化钛光催化反应处理含金属EDTA络合物废液

基本信息

批准号：
09780505
负责人：
加賀谷重浩
金额：
$ 1.47万
依托单位：
University of Toyama
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至 1998
项目状态：
已结题

项目摘要

含金属-EDTA錯体廃液の一つである,大学の学生実験「キレート滴定法による水の硬度測定」により発生した廃液の処理に、二酸化チタン光触媒分解法の適用を試みた。強アルカリ性の本廃液には,Zn-EDTA及びCa-EDTAはそれぞれ2.1mM及び1.4mM含まれていたが,Mg-EDTAはほとんど含まれていなかった。本廃液中の錯体,全有機炭素(TOC)及び総亜鉛濃度の減少効率に及ぼす希釈倍率の影響について検討したところ,錯休及びTOCにおいては希釈により効率が低下する傾向を有していたが、亜鉛においては10倍希釈時に減少効率が最大となった。また最適なpH領域は,錯体及びTOCの減少においては酸性,亜鉛の除去においては微酸性付近であった。以上の結果を踏まえ,10倍に希釈した廃液をpH4-5に調節し,二酸化チタンを添加して(0.50mg/ml)高圧水銀灯で光照射したところ,120分間で錯体濃度を90%以上,600分間でTOC及び総亜鉛濃度を75%程度それぞれ減少させることが可能であった。次いで,太陽光を利用した廃液の処理を試みたところ,晴天であれば1日程度の光照射により錯体を95%以上分解できることを認めた。また数日間光照射することによりTOC及び総亜鉛濃度も着実に減少させることが可能であった。光照射後,廃液中粒子の約70%が200cm/h以上の沈降速度を有しており、特別な処理を施さなくても2日間程度の放置により粒子はほぼ完全に沈降した。以上の結果から,二酸化チタン光触媒分解法はキレート滴定廃液の処理に適用可能であると考えられる。また,本法は,操作が簡単である,特別な装置が必要ない、太陽光による処理が可能である,等の利点を有することから,キレート滴定廃液の原点処理法として応用が期待される。

我们试图应用二氧化钛光催化分解方法来处理由大学学生实验产生的废物液体“通过螯合滴定测量水硬度”，这是含金属含量 - EDTA复合物的废物之一。高度碱性废物液体分别含有2.1 mm和1.4 mm的Zn-EDTA和CA-EDTA，但很少包含MG-EDTA。当我们研究稀释率对减少复合物，总有机碳（TOC）和总锌浓度的影响时，发现效率倾向于稀释和TOC的稀释效率降低，而降低效率在10倍的锌稀释度中最大化。此外，最佳的pH范围在复合物和TOC的还原时是酸性的，并且在去除锌时略有酸性。基于上述结果，将10次稀释的废水调节至pH 4-5，并添加二氧化钛并用高压汞灯（0.50 mg/ml）辐射，并且在600分钟内，可以在120分钟内降低复杂浓度，在120分钟内降低90％以上。接下来，当我们尝试使用阳光处理废物时，我们发现，如果天气晴朗，它可能会通过光照射约一天将综合体分解超过95％。此外，通过将光照射几天来可以稳步降低TOC和总锌浓度。光照射后，废物液中约有70％的颗粒的沉降速度为200 cm/h或更高，颗粒在未经特殊治疗的情况下被留下约2天后几乎完全沉降。基于上述结果，可以认为可以将二氧化钛光催化分解方法应用于螯合物滴度废物液体的处理。此外，该方法具有易于操作，不需要特殊设备，并且可以实现阳光处理，并且预计将作为螯合物滴定废物液体的起始方法。