海馬CA1における脳虚血に対する全身麻酔薬の保護効果

全身麻醉对海马CA1区脑缺血的保护作用

基本信息

批准号：
09771142
负责人：
廣田弘毅
金额：
$ 1.09万
依托单位：
Toyama Medical and Pharmaceutical University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至 1998
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-09771142/
关键词：
海馬スライス CAI NMDAレセプタ脳虚血全身麻酔薬海馬CA1 細胞外電位

项目摘要

脳虚血においては、NMDAレセプタが活性化されることが知られている。前年度の検討結果から、吸入麻酔薬およびケタミンはNMDAレセプタを抑制するが、バルビツレートおよびプロポフォールは作用しないことが明らかとなった。したがってNMDAレセプタの抑制という観点からは、吸入麻酔薬およびケタミンが虚血における脳保護に対し有効である可能性が示唆されたが、この点を明確にするために、本年度は虚血脳モデルを用いた検討を行った。ラット海馬スライスのSchaffer collateral fiberに刺激電極を置き、CAl領域に細胞外電極を刺入して、集合電位(PS)を記録した。100μM NaCNを灌流してchemical hypoxiaのモデルを作成し、全身麻酔薬の保護効果について検討した。実験は37℃で行った。NaCNの灌流(15分)は、PS amplitudeを不可逆性に抑制した。30分間のケタミン(1mM)前処置により、NaCNの効果が減弱する傾向を示したが統計学的な有意差は認められなかった。これは、(1)chemical hypoxiaの効果が脳スライス間でばらつく、(2)chemical hypoxiaとhypoxic hypoxiaで細胞レベルの病態が異なる、(3)全身麻酔薬単独では充分な脳保護効果を得られない、などの理由によると考えられた。今後は、(1)低濃度のCNを長時間灌流する、あるいは(2)窒素ガスによるhypoxic hypoxiaを誘導することにより、より安定した脳虚血モデルを作成して検討を重ねたい。さらに全身麻酔薬に低体温を付加し、脳保護効果について検討したい。

众所周知，NMDA受体在脑缺血中被激活。上一年的调查结果表明，吸入麻醉药和氯胺酮抑制了NMDA受体，但巴比妥类药物和丙泊酚不作用。因此，从抑制NMDA受体的角度来看，建议吸入麻醉药和氯胺酮可能对缺血中的脑保护有效，但是为了澄清这一点，我们今年使用缺血性脑模型进行了研究。将刺激电极放在大鼠海马切片的Schaffer侧支纤维上，并将细胞外电极插入CAL区域以记录骨料电位（PS）。通过灌注100μMNACN产生了化学缺氧模型，并研究了全身麻醉药的保护作用。实验在37°C进行。 NaCn（15分钟）的灌注不可逆地抑制PS振幅。尽管30分钟的氯胺酮（1 mM）预处理显示出衰减NACN影响的趋势，但未观察到统计学上的显着差异。人们认为这是由于（1）化学缺氧在脑切片之间有所不同的原因，（2）化学缺氧和缺氧缺氧之间的细胞病理不同，以及（3）单独的整体麻醉性没有提供足够的脑部保护作用。将来，我们希望通过（1）长时间灌注低浓度的CN，或者（2）用氮气诱导低氧缺氧。此外，我们想在全身麻醉剂中添加体温过低，以考虑脑部保护作用。