リンゴ「紅の夢」に発生する斑点状障害の発生機構の解明

阐明苹果“红之梦”发生斑点病的机制

• 批准号: 25925022
• 负责人: 藤田 知道
• 金额: $ 0.38万
• 依托单位: Hirosaki University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• 财政年份: 2013
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2013-04-01 至 2014-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-25925022/
• 关键词: リンゴ; 過酸化水素; アスコルビン酸

「紅の夢」は藤崎農場で品種登録した果肉まで赤く着色するリンゴ新品種である. しかし, 果皮に斑点状の生理障害が発生する問題点があった. これまでの研究で袋かけ栽培を行うことでこの障害の発生を完全に抑えられることが明らかとなっている. しかし, 酸味の強い本品種を加工用に栽培する場合, 袋かけ栽培を行っていたのでは採算に見合わず, 実用可能な技術とはならない. そこで, 本研究では袋かけ栽培にかわる簡易な斑点状障害の発生抑制技術を開発する基礎的な情報を収集する目的で, 本障害の発生が酸化ストレスによって誘導されているか否かを圃場レベルで試験を行った.実験1過酸化水素水散布試験7/3に完全遮光2重袋を果実に被せ, 7/30・8/15・8/31・9/15・9/30に袋内部の果実に過酸化水素水の散布処理を行った. 対照区には蒸留水を散布し, 処理区には1%または10%の過酸化水素水を散布した(n=15). 果実は11/3の収穫適期に斑点状障害の発生程度を調査した. その結果, 過酸化水素1%に比べ10%において発生程度はいずれの時期も高くなった. また, 1%区は7/30散布において発生程度が高くなったが, 10%区では9/30において低くなり, ほかの散布時期は高かった. このことから, 斑点障害は8月～9月中旬に酸化ストレスを受けることで発生することが示唆された.実験2過酸化水素濃度, アスコルビン酸含量の調査実験1の処理時期に合わせて, 別に用意した有袋果, 無袋果それぞれから果肉および果皮を採取し, 各部位の過酸化水素濃度とアスコルビン酸含量を調査した. また, 障害が発生しない対照品種として「紅玉」についても調査を行った(n=5).その結果, 過酸化水素濃度は有袋果, 無袋果および紅玉において, 果皮に比べ果肉が高かった. また, 障害が発生していない有袋果において濃度は高くなった. アスコルビン酸含量は果肉の有袋果, 無袋果および紅玉に差はなかった. しかし, 果皮では収穫時期の有袋果, 無袋果が紅玉より高かった.

“红之梦”是藤崎农场注册的新苹果品种，果肉呈红色，但在种植过程中出现了皮肤出现斑点的问题。这种高酸品种进行加工、袋装种植是没有利润的；因此，这不是一项实用技术。在本研究中，我们进行了现场测试，以确定这种疾病的发生是否是由氧化应激引起的，目的是收集基础信息，开发一种替代袋栽培抑制斑点病发生的简单技术。实验一过氧化氢喷洒试验7月3日，将完全遮光的双层袋子放在果实上。 7月30日、8月15日、8月31日、9月15日、9月30日，对照地块喷洒蒸馏水，处理地块喷洒1%或10的过氧化氢。 11 月 3 日，在适当的收获时间喷洒 15% 的过氧化氢溶液，检查果实的斑点损伤程度。 10%过氧化氢的发生程度始终高于1%过氧化氢。另外，在1%区域中，7月30日喷雾时的发生程度较高，但在10%区域中，发生程度较高。 9 月 30 日较低，这表明 8 月至 9 月中旬由于氧化应激而发生斑点损伤。 实验 2 过氧化氢浓度，抗坏血酸含量的调查在实验1的处理期间，分别采集有袋水果和无袋水果的果肉和果皮，对各部分的过氧化氢浓度和抗坏血酸含量进行研究。还对“Kugyoku”作为不会造成任何损害的对照品种进行了测试（n = 5）。结果表明，有袋类水果、无袋水果、果肉中过氧化氢的浓度高于果皮中的过氧化氢浓度。和光玉。此外，在没有任何损坏的有袋类水果中，抗坏血酸的含量较高，有袋类水果、未袋果的抗坏血酸含量没有差异，而未袋果的果肉中的抗坏血酸比红玉更贵。