食物連鎖網の観点から見た人工干潟と既存干潟の比較評価

食物链网络视角下人工滩涂与现有滩涂的对比评价

• 批准号: 25920011
• 负责人: 東 和之
• 金额: $ 0.38万
• 依托单位: Anan National College of Technology
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• 财政年份: 2013
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2013-04-01 至 2014-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-25920011/
• 关键词: 人工干潟; 底生生物; 炭素・窒素安定同位体比分析

研究目的徳島市にあるマリンピア沖洲人工干潟は, 高速道路建設に際し埋め立てられる既存干潟の代償措置として2007年に造成された. しかしながら, 人工干潟の底生生物数は極めて少なく, 既存干潟を代償しているとは言えなかった. 本研究では, 生物相のみの評価から更に踏み込み, 食物連鎖網と言った種間関係の観点から人工干潟と既存干潟を比較し, 現状の人工干潟の問題点を評価することを目的とした.研究結果人工および既存の両干潟において, 食物連鎖網が構築されているかを明らかにするために, 両干潟に共通する一次消費者および二次消費者の窒素・炭素安定同位体比を測定した. ここでは, 一次消費者としてハマグリを, 二次消費者としてアラムシロを選んだ. ハマグリを栄養段階(TL)の基準生物(TL=2)として, アラムシロのTLを算出すると両干潟とも2.6であった。この値は, 小型甲殻類よりも一段階栄養段階が高い大型甲殻類と同等の値であり, 生物数が極端に少ない人工干潟においても食物連鎖網が構築されていることが確認された. 既存干潟の生物と人工干潟の生物で得られたδ^<15>Nを比較してみると, 人工干潟の方が小さい傾向が確認された. そこで, 干潟間で一次生産者の由来が異なるのではないかと考え, 干潟底質の安定同位体比分析を行ったが, 両干潟の底質ともδ^<13>Cは-21.0‰程度であり, 差は見られなかった. この値は, 両干潟の生産者が海域の植物プランクトン由来であることを示していた.両干潟においてChl. a分析を行ったところ, 有意な差は確認されなかった(t-test, p=N. S.). しかしながら, 底生生物数は今年度も干潟間で大きな差が確認されており, 餌資源以外の問題があると考えられた. 人工干潟においては, 既存干潟同様に食物連鎖網が構築されており, かつ餌資源量に差異が無いにも関わらず, 底生生物量は極めて少ない状態が続いている, この隘路を打破し, 生物多様性の高い人工干潟に向けて, 今後は干潟底質に目を向けて研究を進めて行く.

研究目的 德岛市的 Marinepia Okishu 人工滩涂于 2007 年创建，作为对在高速公路建设过程中填海造地的现有滩涂的补偿措施。然而，人工滩涂中的底栖生物数量极少，在这项研究中，我们不仅仅评估生物群。本研究的目的是从食物链网络等种间关系的角度对人工滩涂和现有滩涂进行比较，评估当前人工滩涂存在的问题。研究结果发现，人工滩涂和现有滩涂均存在食物链网络。为了弄清楚这是否正在建造，我们测量了两个滩涂共同的主要和次要消费者的氮和碳稳定同位素比率。在这里，我们使用蛤作为主要消费者。我们选择蚜虫作为次级消费者，以蛤作为营养级（TL）（TL=2）的标准生物，计算出两个滩涂中蚜虫的TL均为2.6。该值相当于大型甲壳类动物的营养级，其营养级比小型甲壳类动物高一级，并且与δ^<15相比，证实即使在生物数量极少的人工滩涂中也能构建食物链。 >对于滩涂中的生物和人工滩涂中的生物获得的N，证实了在人工滩涂中δ^ 15 N趋于变小。我们认为不同滩涂的初级生产者来源可能不同，因此对滩涂沉积物进行了稳定同位素比值分析，发现两个滩涂沉积物的δ^ 13 C都在-21.0‰左右。没有发现差异，表明两个滩涂的生产者均来自海洋浮游植物。进行分析时，没有发现显着差异（t检验，p=N。我们认为存在问题。在人工滩涂中，食物链的构建方式与现有滩涂相同，并且尽管食物资源的数量没有差异，但底栖生物量仍然极低。为了克服这一瓶颈，创造具有高生物多样性的人工滩涂，我们将继续以滩涂沉积物为重点的研究。

项目成果

Lost ecological functions of dominant mud snail Batillalia cumingii on a created tidal flat in Japan

日本人工滩涂上优势泥螺 Batillalia cumingii 失去的生态功能

• 发表时间: 2014
• 作者: 工藤愛架;他5名;西川 隼人;丸尾 知佳子;東 和之;Kazuyuki Higashi
• 通讯作者: Kazuyuki Higashi

造成から6年たつ人工干潟は既存干潟を代償できたか?

六年来建造的人工滩涂能否取代现有的滩涂？

• 发表时间: 2013
• 作者: 工藤愛架;他5名;西川 隼人;丸尾 知佳子;東 和之;Kazuyuki Higashi;中河 哲郎
• 通讯作者: 中河 哲郎

生態系エンジニアとしてのホソウミニナの役割

Hosouminina 作为生态系统工程师的角色

• 发表时间: 2013
• 期刊: 土木学会論文集B3(海洋開発)
• 作者: 東和之;ら
• 通讯作者: ら