プレート境界地震はどこで起こっているのか?-三陸沖の場合-

板块边界地震发生在哪里？ -以三陆海岸为例-

基本信息

批准号：
10740214
负责人：
日野亮太
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1998
资助国家：
日本
起止时间：
1998 至 1999
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、従来「プレート境界地震」と呼ばれているものが、地震波速度構造から「プレート境界」と考えられる面上で実際に発生しているかどうかを、プレート境界近傍の詳細な地震波速度構造と震源の空間分布を解明することを通して検証することを目的としている。対象領域としては,20km以下の深さにおいて活発なプレート境界地震と思われる地震活動が活発である,日本海溝北部陸側斜面域(三陸沖)を選定した.昨年度に引き続いて,1996,7年度に実施した人工地震探査のデータ解析を進め,地震波速度の分布の他,「プレート境界」面および沈み込む海洋性地殻内部の顕著な反射面の存在を明らかにした.さらに,海底地震計により観測された1992年に発生した「プレート境界」で発生したと考えられる地震の震源を,明らかとなった速度構造を用いて再決定したところ,多くの地震の震源が構造探査データによりイメージされた「プレート境界」面に集中して決定されたが,「プレート境界」面上ではなく,海洋性地殻内部で発生している地震もあることがわかった.こうした海洋性地殻内地震は,「プレート境界面」と海洋性地殻内反射面とに挟まれるように分布する.構造探査データは,海洋性地殻内の反射面からの地震反射波の明瞭度とその場所における地震活動度との間に相関があることを示していることから,従来「プレート境界地震」活動と考えられてきた地震活動には,本研究で見つかったような海洋性地殻内で発生する地震が多く含まれていることが予想される.こうして,本研究の課題である「プレート境界地震はどこで発生しているのか?」という疑問に対し,「プレート境界地震」は「プレート境界」の面上だけでなく、沈み込む海洋性地殻までを含む厚みを持った領域で発生している,という結論を得ることができた.

在这项研究中，板块边界附近的详细地震速度结构是现有的“板边界地震”是否实际上是由于地震波速度结构而发生的。中心。作为目标区域，地震活性似乎是活跃的板块边界地震，除了地震波速度的分布外，其深度为20 km。板边界”和下沉的海上等级，除了在地震的中心中进行的地震波速度的分布（被认为是在1992年产生的“板块边界”上发生的），还使用揭示的速度结构重新确定，通过结构勘探数据来想象许多地震。夹在表面和内部反射表面之间。是否被认为是“板界地震”活动的地震活动，这些活动在响应于“板块边界地震”的问题中所发现的许多地震。板界地震不仅在“板界”上，而且在下沉。我得出的结论是在包括性作物在内的厚区域中产生了它。