教育実習における教育学部生の学習と体験の意味構造に関する現象学的研究

教学实践中本科生学习与体验意义结构的现象学研究

基本信息

批准号：
10710123
负责人：
紅林伸幸
金额：
$ 1.09万
依托单位：
Shiga University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1998
资助国家：
日本
起止时间：
1998 至 1999
项目状态：
已结题

项目摘要

教員養成において中心的な位置を占めている教育実習は、教職を志望する大学生にとって、単に教師に必要とされる知識や技能を実践的に学習する機会ではなく、彼らはそこで生徒とも教師とも違う実習性という特別な存在として教育(子ども・子ども・学校)と出会っている。本研究は実習生のそうした新しい教育との出会いの体験を実証し、その体験が教員養成において果たしている意義を明らかにしようとしたものである。具体的には2つの作業を行った。ひとつは教育実習に取り組む大学生が教育に対するいかなる構えを持っており、教育実習によって教育に対する考え方にどのような変化するのかを概観するために大学生に対して質問紙調査(1691名)を実施し、もうひとつは教育実習の参与観察を行ない、実習記録、インタビューデータ等を主たる資料として現象学的な記述的分析を行った。後者の作業は現在も継続中であり、結果はまだ公表に至っていない。質問紙調査の結果からは特に以下の3点が明らかになった。1.教育実習を体験する学生たちはそもそも学校体験を通じて学校や教師と親和的な関係を築いている。2.彼らは学校体験を通じて教師に近い見方を既に身につけている。3.教育実習で実習生は教育を理想的なものとして体験し、教育について理想的なイメージを強化していく。教育実習の中で作られるこの理想的な教育イメージは、本研究に先立って実施した教師調査の結果と比較分析を行ったところ、教師になった後により現実的なものに転じることが明らかになったが、参与観察の中で指導教官(教師)が積極的に実習生に教育の理想的な姿を体験させようとしていることが観察されており、教育実習の中で<教師のエートスとしての理想的な教育像>の実践的な世代間伝達が行われていることが推察される。現在継続中の現象学的な記述分析では、この仮説の検証が主要な課題のひとつとなっており、今夏には結果を公表する予定である。

教学实践在教师培训中占据核心地位，它不仅仅是为有志于从事教师职业的大学生提供一个实际学习成为教师所需的知识和技能的机会；我将教育（儿童、儿童、学校）视为一种教育。实践经验的特殊实体。本研究试图展示受训者接受这种新教育的经历，并阐明该经历对教师培训的意义。具体来说，我们执行了两项任务。首先，我们对大学生进行了问卷调查（1691人），旨在了解从事教学实践的大学生对教育的态度，以及他们的教育思维因教学实践而发生的变化。另一种方法是教学实践的参与观察，以实践记录、访谈资料等为主要材料进行现象学描述性分析。后者的工作仍在进行中，结果尚未发表。问卷调查结果特别揭示了以下三点。 1.经历教学实践的学生通过在校经历与学校和老师建立了友好的关系。 2.通过学校的经历，他们已经获得了与老师相似的观点。 3、学员在教学实践中体验教育理想，强化教育理想形象。将教学实践中塑造的这种理想的教育形象与本研究之前进行的教师调查结果进行比较分析发现，在成为教师之后，这种理想的教育形象变得更加现实。但是，在参与观察过程中发现，督导者（教师）。我们积极尝试让学员体验理想的教育形态，并在教学实践中观察到，可以推断，理想的教育形象存在着实际的代际传递。验证这一假设是正在进行的现象学描述性分析的主要任务之一，我们计划在今年夏天发布结果。