細孔構造と含水状態を考慮した脱塩工法の補修効果持続性評価と補修設計への応用

考虑孔隙结构和含水量的海水淡化方法修复效果可持续性评价及其在修复设计中的应用

基本信息

批准号：
22K14306
负责人：
中山一秀
金额：
$ 3万
依托单位：
Tokyo Institute of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

脱塩工法は，コンクリート中の鋼材へ直流電流を一定期間供給することでコンクリート中の塩化物イオンを抽出し，鋼材周辺の腐食環境を改善する塩害対策の一つである。本研究の目的は，脱塩処理に伴うセメント硬化体の組成・空隙構造とコンクリート内部の含水状態や各種イオン濃度の変化に着目し，脱塩工法を適用したコンクリート中の長期的な鉄筋防食効果について定量的に評価する手法を提案することである。2022年度は，脱塩処理に使用する電解液中の成分および通電条件が，通電後のセメント硬化体の組成や空隙構造，吸水・吸湿・放湿特性に及ぼす影響について，鋼材を埋設した小型モルタル試験体を用いて実験的に検討した。現時点で得られている結果を以下に要約する。1)けい酸塩系表面含浸材を7.5(mass%)添加した電解液を用いて脱塩処理した場合，飽和炭酸リチウム溶液を用いて脱塩処理した場合と同程度の塩化物イオン抽出効果が得られた。一方で，処理後のモルタル試験体の乾燥，吸水，吸湿特性に大きな違いはなかった。2)シラン・シロキサン系表面含浸材を5(mass%)添加した電解液を用いて28日間の通電処理する場合，飽和炭酸リチウム溶液を用いて21日間の通電処理をした後に，pH=7程度に調整した含浸材添加電解液を用いて7日間の通電処理をすることで，表面含浸材を添加しない場合と比較して8割程度の吸水抑制効果が得られた。この時の脱塩効果は，飽和炭酸リチウム溶液を用いた場合と同程度であった。また，長期的な鉄筋防食効果について定量的に評価するための鉄筋角柱コンクリート試験体を作製した。これらの試験体は水和反応を十分進行させるため，20℃60％R.H.環境下で1年間養生した。今後，自作の塩水噴霧環境下へ暴露し，各種試験を実施予定である。

淡化是通过向混凝土中钢的直流电流提供一段时间以在混凝土中提取氯离子，从而改善钢周围腐蚀环境的一段时间来防止盐损伤的措施之一。这项研究的目的是提出一种使用脱盐方法定量评估混凝土的长期抗腐蚀作用的方法，重点关注水泥硬化体的组成和空隙结构，以及混凝土内部水中含量和各种离子浓度的变化。在2022财年中，我们通过实验研究了组分和电流条件在用于脱盐治疗的电解质中的影响，用于使用带有钢埋入的小砂浆标本的小砂浆标本后，在能量后，硬化水泥的水分吸收和水分释放性能。当前可用的结果总结如下。 1）当使用含有硅酸盐的基于硅酸盐的表面浸渍材料的电解质脱盐时，获得与使用饱和的碳酸盐溶液脱盐的氯离子相同程度的氯离子提取效果。另一方面，治疗后砂浆样品的干燥，吸水和吸收特性没有显着差异。 2）当使用含有5个（质量％）的基于硅烷 - 硅氧烷的表面浸渍材料的电解质通电28天时，此后使用饱和碳酸盐溶液施用电解质21天，用浸入pH = 7调整为pH = 7的浸润材料的电解质可通过抑制80％的材料，从而添加了7天的含量，从而使材料与80％相比，因此在phsection plays plays添加了材料。此时的脱盐作用与使用饱和碳酸锂溶液时相似。此外，准备了一个加固谷谷混凝土试样，以定量评估增强的长期抗腐蚀作用。在60％的R.H.环境下，将这些标本固化一年20°C，以使水合反应彻底进行。将来，将通过使其自制的盐喷雾环境暴露于盐喷雾环境中，进行各种测试。