薬剤耐性菌および抗菌薬使用の疫学解析によるAMR対策シミュレーションモデルの構築

基于耐药菌流行病学分析和抗菌药物使用，构建抗菌素耐药性对策模拟模型

基本信息

批准号：
18K10001
负责人：
西村信弘
金额：
$ 2.83万
依托单位：
International University of Health and Welfare
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2018
资助国家：
日本
起止时间：
2018-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

新型コロナ感染症の第7波、第8波の影響で、微生物検体の遺伝子解析が予定通りに進展しなかったため、研究期間を延長することとした。2022年度は、島根大学医学部附属病院で検出された大腸菌のうちESBL産生菌株を用いて、薬剤耐性判定、POT型解析、遺伝子解析を実施した。分離されたESBL産生大腸菌は世界的なESBL産生大腸菌蔓延の要因となったST131株が2013年は75%を占めていたが、2021年からは再びST131が増加して、2022年度も50％を超える割合となっていた。島根大学医学部附属病院および高木病院におけるESBL産生菌の検出状況をみると、検出数が増加傾向にあり、特に院外からの持ち込みの増加が観察されている。また、ST131株の減少により、大腸菌のフルオロキノロンの感受性は回復していたが、ST131株の増加にともない、耐性率の上昇が継続して観察され、フルオロキノロンの適正使用の推進の必要性がさらに増していることが示唆された。今後も外来での使用も含めて、フルオロキノロンの使用動向および適正使用状況を注視していくことで、フルオロキノロンの耐性化に歯止めがかかるように、適正使用のためのアルゴリズムの構築を進めていく予定である。ESBL産生菌(菌種を問わず)の検出状況をみると減少傾向はあるものの、どの菌種においても感性菌を含む検出数に閉める割合は、JANISサーベイランスの報告に比較して高い水準であり、感染伝播防止の面では対策が十分に機能していない可能性が考えられる。高木病院でのESBL産生大腸菌の検出状況および薬剤耐性パターンも島根大学病院での状況とは異なっており、地域間での差が観察された。しかし、詳細な解析が継続中であり、抗菌薬使用動向との関連も含めて解析を進める予定である。

由于第7波和第8波新型冠状病毒感染的影响，微生物样本的基因分析没有按计划进行，因此我们决定延长研究周期。 2022年度，我们使用岛根大学医院检测到的产ESBL大肠杆菌菌株进行了耐药性测定、POT类型分析和遗传分析。在分离的产ESBL大肠杆菌中，导致产ESBL大肠杆菌在全球范围内传播的ST131菌株在2013年占75%，但从2021年开始ST131将再次增加，2022年将占50%。比例超过了这个。从岛根大学医院和高木医院的ESBL产生菌的检出情况来看，ESBL产生菌的检出数呈上升趋势，特别是从医院外输入的病例有所增加。此外，随着ST131菌株的减少，大肠杆菌对氟喹诺酮类药物的敏感性有所恢复，但随着ST131菌株数量的增加，耐药率持续上升，凸显需要促进氟喹诺酮类药物的正确使用。数量还在进一步增加。我们将继续监测氟喹诺酮类药物的使用和正确使用趋势，包括其在门诊环境中的使用，并将继续构建其正确使用的算法，以阻止我计划的氟喹诺酮类药物耐药性的发展。去。从产ESBL细菌的检测状况（不论细菌种类）来看，虽然有下降的趋势，但与JANIS监测报告相比，所有细菌种类中包含易感细菌的检测比例处于较高水平。这些措施在防止感染传播方面可能没有充分发挥作用。高木医院产ESBL大肠杆菌的检出状况和耐药模式也与岛根大学医院的情况不同，存在地区差异。然而，详细分析正在进行中，我们计划继续进行分析，包括与抗生素使用趋势的关系。