マイクロ波合成開口レーダによる森林構造解析と熱帯の鳥類多様性との連関の検証

验证微波合成孔径雷达森林结构分析与热带鸟类多样性之间的关系

基本信息

批准号：
18K11626
负责人：
小林祥子
金额：
$ 2.83万
依托单位：
Tamagawa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2018
资助国家：
日本
起止时间：
2018-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

近年の急速な生物多様性の喪失により、生態系や生物多様性の長期的なモニタリングが必要とされているが、東南アジアにおいての調査研究は非常に少ない。森林構造と生物多様性が正の相関関係にある既知の事実をベースとし、リモートセンシング技術を活用した森林構造の把握と鳥類多様性のモニタリングに注目が集まっている。これまでに、インドネシア・スマトラ島リアウ州の自然林と植林地における解析を実施し、森林構造と強い相関関係がある偏波パラメータを特定するとともに、鳥類の絶滅危惧種と森林依存種の出現率と、森林構造を説明するLバンド偏波パラメータとの相関関係を明らかにした。本研究結果は国際雑誌に受理され、人工衛星を用いた生物（鳥類）多様性の手法が提案することができた。今年度は、インドネシア・スマトラ島南スマトラ州のユーカリ植林地における解析を行い、ALOS-2/PALSAR-2のL-band合成開口レーダ(Synthetic Aperture Radar: SAR)データと森林パラメータの解析を行なった。現場調査により取得した各林層の植生被度データ(森林構造データ)と、 SARデータの重回帰分析を行った結果、ある特定の条件下において、L-band SAR パラメータにより、林冠下の下層植生の被度を推定できる可能性を示唆した。本研究結果は、論文としてまとめ、国際雑誌へ投稿予定である。また、水稲を対象とした稲のモニタリングの研究を行い、現場調査をもとに、マイクロ波SAR衛星（C-band SAR)の２偏波画像の後方散乱と植生水分量との関係を解析した。本研究より、植生域におけるマイクロ波の散乱特性を理解するための重要な知見が得られた。

由于近年来生物多样性迅速丧失，需要对生态系统和生物多样性进行长期监测，但东南亚地区的研究很少。基于森林结构与生物多样性之间存在正相关这一已知事实，利用遥感技术了解森林结构和监测鸟类多样性正受到人们的关注。迄今为止，我们已经对印度尼西亚苏门答腊岛廖内省的天然林和人工林进行了分析，并确定了与森林结构以及濒危鸟类和依赖森林物种的发生率密切相关的极化参数。我们阐明了该参数与解释森林结构的 L 波段偏振参数之间的相关性。这项研究的结果被国际期刊接受，我们能够提出一种利用人造卫星测量生物（鸟类）多样性的方法。今年，我们分析了印度尼西亚苏门答腊岛南苏门答腊岛的桉树人工林，并分析了 ALOS-2/PALSAR-2 L 波段合成孔径雷达 (SAR) 数据和森林参数。通过对实地调查获得的各森林层植被覆盖数据（森林结构数据）和SAR数据进行多元回归分析，我们发现在一定条件下，L波段SAR参数为估算森林覆盖度提供了可能性。这项研究的结果将总结为一篇论文，并将提交给国际期刊。我们还针对水稻进行了水稻监测研究，并根据实地调查分析了双偏振微波SAR卫星（C波段SAR）图像的后向散射与植被水分含量的关系。这项研究为了解植被区微波的散射特性提供了重要的知识。