癌幹細胞特異的に発現するイオンチャネルを標的とした肝細胞癌治療法の開発

针对癌症干细胞中特异性表达的离子通道开发肝细胞癌疗法

基本信息

批准号：
19K09202
负责人：
藤井俊
金额：
$ 2.75万
依托单位：
Kyoto Prefectural University of Medicine
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2021-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K09202/
关键词：
肝臓外科癌幹細胞イオンチャネル

项目摘要

ヒト肝細胞癌細胞株Hep-G2より、ALDH1A1高発現細胞をsorting後、sphere形成能を有する細胞のみを分離培養した。分離培養した細胞株においてALDH1A1 mRNAは高発現しており、抗癌剤（シスプラチン）耐性が確認できた。Hep-G2由来癌幹細胞株と親株での遺伝子発現をmicroarrayを用いた網羅的解析により比較検討したところ、EPCAM、CD133、ALDH1A1などの癌幹細胞マーカーの上昇と共に、CACNA2D4、CACNG4等の電位依存性Ca2+チャネル(voltage-gated Ca2+ channel: VGCC)の発現増強が確認された。VGCCに着目し解析を進めたところ、VGCC阻害剤であるアムロジピンが、癌幹細胞においてより強い増殖抑制効果を示した．アムロジピンは高血圧・狭心症治療薬として、臨床で広く用いられている薬剤である。これらの研究成果は学会や、英文論文として報告する予定である。一方で、胃癌幹細胞株におけるVGCCの高発現と、その阻害剤であるアムロジピン、ベラパミルの癌幹細胞抑制効果を見出し報告した(Ann Surg Oncol. 2021)。また、食道癌におけるANO9 (Ann Surg Oncol. 2020)、CLCN2 (Ann Surg Oncol. 2021)、CFTR (Ann Surg Oncol. 2021)、胃癌におけるANO9 (Cancer Sci. 2021)などのイオン輸送体の機能解析・臨床病理学的意義を解明した。同時に、上部消化管癌における、イオンチャンネルを介した細胞死・生存制御機構に関する新知見と既報を総説論文としてまとめた(Front Cell Dev Biol. 2021)。

从人肝癌细胞系Hep-G2中分选出高表达ALDH1A1的细胞后，仅分离培养具有成球能力的细胞。 ALDH1A1 mRNA在分离培养的细胞系中高表达，并证实对抗癌药物（顺铂）产生耐药性。使用微阵列对 Hep-G2 衍生的癌症干细胞系和亲本系之间的基因表达进行比较分析，发现癌症干细胞标记物（如 EPCAM、CD133 和 ALDH1A1）以及电压依赖性 Ca2+ 细胞（如 CACNA2D4）增加。证实了电压门控 Ca2+ 通道 (VGCC) 的表达增强。当我们重点分析VGCC时，我们发现VGCC抑制剂氨氯地平对癌症干细胞有更强的生长抑制作用。氨氯地平是临床广泛用于治疗高血压和心绞痛的药物。我们计划在学术会议和英文论文中报告这些研究成果。另一方面，我们发现并报道了胃癌干细胞系中VGCC的高表达及其抑制剂氨氯地平和维拉帕米的癌症干细胞抑制作用（Ann Surg Oncol.2021）。此外，我们正在对食道癌中的离子转运蛋白进行功能分析，例如 ANO9 (Ann Surg Oncol. 2020)、CLCN2 (Ann Surg Oncol. 2021)、CFTR (Ann Surg Oncol. 2021) 和 ANO9 (Cancer Sci. 2021) ）在胃癌中的临床病理学意义得到了阐明。同时，我们总结了关于上消化道癌症中离子通道介导的细胞死亡和生存控制机制的新发现和既往报道作为综述论文（Front Cell Dev Biol. 2021）。

项目成果

期刊论文数量（25）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

ANO9 Regulated Cell Cycle in Human Esophageal Squamous Cell Carcinoma.

ANO9 调节人食管鳞状细胞癌的细胞周期。

DOI：
10.1245/s10434-020-08368-y
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
Katsurahara K; Shiozaki A; Kosuga T; Kudou M; Shoda K; Arita T; Konishi H; Komatsu S; Kubota T; Fujiwara H; Okamoto K; Kishimoto M; Konishi E; Marunaka Y; Otsuji E.
通讯作者：
Otsuji E.

The expression and role of TRPV2 in esophageal squamous cell carcinoma.

TRPV2在食管鳞癌中的表达及作用

DOI：
10.1038/s41598-019-52227-0
发表时间：
2019
期刊：
影响因子：
0
作者：
Kudou M; Shiozaki A; Yamazato Y; Katsurahara K; Kosuga T; Shoda K; Arita T; Konishi H; Komatsu S; Kubota T; Fujiwara H; Okamoto K; Kishimoto M; Konishi E; Marunaka Y; Otsuji E.
通讯作者：
Otsuji E.

低浸透圧による細胞容積制御を介した胃癌細胞へのパクリタキセル取り込み増強効果

低渗透压控制细胞体积增强胃癌细胞摄取紫杉醇的作用