14世キリスト教霊性における神化思想の受容と展開:エックハルトとゾイゼを中心に

14世纪基督教灵性中神化思想的接受与发展——以埃克哈特和佐伊兹为中心

基本信息

  • 批准号:
    19K00119
  • 负责人:
  • 金额:
    $ 1.33万
  • 依托单位:
  • 依托单位国家:
    日本
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
  • 财政年份:
    2019
  • 资助国家:
    日本
  • 起止时间:
    2019-04-01 至 2024-03-31
  • 项目状态:
    已结题

项目摘要

エックハルト、ゾイゼにおける神化思想の特徴について、原典資料の読解を通じて、これまで保持してきた一定の見通しに対して検討を行い、これまでよりも内容をより確かにとらえることができた。具体的には、エックハルトにおいては、神化思想は、聖書および教父思想にもとづくものとして「誕生」を中心に考えられているが、その中心となる「誕生」の核となる神的生命の内動をエックハルトがどのように論じているか、ラテン語およびドイツ語原典資料の読解を通じて、その基本線をたどり、トマス・アクィナスにおける神名理解、つまり、「在りて在る神」としての神の「存在」を徹底的に深めたところにあることを確認することができた。また、ゾイゼにかんしては、とくに、エックハルト弁明の書である『真理の書』を中心に読解を進め、エックハルト弁明の基本線が「誕生」におかれていること、そして、「誕生」の核となる神的生命の内動についても、エックハルトの基本線に沿って示されていることを確認した。その際、ゾイゼは、エックハルト弁明にあたって、エックハルトよりもさらに際立った仕方で「誕生」の核となる神的生命の内動の深度を「無」として示そうとしていることなどを確認することができた。さらに、以上のことが、エックハルト、ゾイゼの思想源流となる、教父たちによって深められ正伝された〈信〉、すなわち〈神的生命と人間の理解:三位一体論、受肉論、神の像としての人間理解として、ギリシャ哲学との格闘を通じて深められた思想・言語世界であり、ニケア信条、カルケドン信条などはその精華となる〉にいかに由来するかについて、一定の展望を得ることができた。この点についてはミシェル・アンリおよびイヴ・コンガール、ベルナール・セスブーエ、また、谷隆一郎、宮本久雄などの研究から大いに学ぶところがあった。
通过阅读原文,我以自己一直以来所持有的某种视角审视了埃克哈特和佐伊兹的神化思想的特点,对内容的把握也比以前更加准确。具体来说,在艾克哈特那里,神化的思想是以《圣经》和教父们的思想为基础,以“诞生”为中心,但以“诞生”为核心的神圣生命的内在运动。是艾克哈特哲学的核心。通过对拉丁文和德文原文的阅读,我们追溯了基本路线,彻底加深了托马斯·阿奎那对上帝之名的理解,即上帝作为“是且是的上帝”的“存在”。 ’我能够证实这一点。另外,关于佐伊兹,​​我们会特别重点阅读艾克哈特的道歉书《真理之书》,了解到艾克哈特道歉的基本路线是“诞生”,并且我们确认了内在的运动核心神圣生命的本质也沿着艾克哈特的基本路线展示。当时已证实,佐伊兹在为艾克哈特辩护时,试图以一种更为强烈的方式,将作为“诞生”核心的神圣生命的内在运动的深度展现为“虚无”。比埃克哈特引人注目。此外,以上是埃克哈特和佐伊兹思想的起源,是教父们深化和真实传承的,就我的理解而言,我能够对这个思想和语言的世界有了一定的了解。通过与希腊哲学的斗争而加深,尼西亚信经、迦克墩信经等如何是这个世界的本质。在这方面,Michel Henri、Yves Congar、Bernard Sesbouet、Ryuichiro Tani、Hisao Miyamoto等人的研究值得借鉴。

项目成果

期刊论文数量(13)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
エックハルトとゾイゼは神と神性の区別を強調したのか:もう一つの生を宿す神性
埃克哈特和佐伊兹是否强调上帝与神性之间的区别:神性与另一种生命?
  • DOI:
  • 发表时间:
    2022
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    阿部 善彦;Yoshihiko ABE;阿部善彦;阿部善彦;阿部善彦;阿部善彦
  • 通讯作者:
    阿部善彦
光とカタチ ─中世における美と知恵の相生─(シリーズ 教父と相生③)(執筆箇所「キリストの光とかたち-教父たちの「受肉の文法」とエックハルトの「離脱」-)」
光与形:中世纪美与智慧的共存(系列:教父与共存③)(作者:《基督的光与形:教父道成肉身与埃克哈特离去的语法》)
  • DOI:
  • 发表时间:
    2020
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    宮本久雄;樋笠勝士;坂田奈々絵;阿部善彦;鐸木道剛;金沢百枝
  • 通讯作者:
    金沢百枝
〈単純な一〉をめぐる問題 ―ゾイゼの『真理の書』における〈神と神性〉を手がかりとして―
围绕“简单的”的问题——基于佐伊兹《真理之书》中的“上帝与神性”——
  • DOI:
  • 发表时间:
    2022
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    阿部 善彦;Yoshihiko ABE;阿部善彦;阿部善彦;阿部善彦
  • 通讯作者:
    阿部善彦
Incorporatur Christo: Unio as the Eucharistic and Incarnational Transformation in Meister Eckhart
Incorporatur Christo:Unio作为艾克哈特大师的圣体圣事和化身转变
  • DOI:
  • 发表时间:
    2021
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    阿部 善彦;Yoshihiko ABE
  • 通讯作者:
    Yoshihiko ABE
Michel Henry and Meister Eckhart
米歇尔·亨利和梅斯特·埃克哈特
  • DOI:
    10.20678/henrykenkyu.12.0_1
  • 发表时间:
    2022
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
    阿部 善彦
  • 通讯作者:
    阿部 善彦
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    2012
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    $ 1.33万
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for JSPS Fellows

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    $ 1.33万
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    Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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