地域の持続性の観点から見た都市部職住混在空間の実態と継承に関する研究

区域可持续视角下城市工住混合空间的现状与传承研究

基本信息

批准号：
20J14478
负责人：
浜田愛
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Kochi University of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-24 至 2022-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は、以下の枠組みに基づいて、東京都の都市部職住混合地域を対象とした調査を実施した。①東京都より都区部の都市計画基礎調査のGISデータを7時点分借用し、土地利用現況調査を用いて都市スケールにおける職住併存住宅の立地特性に関する分析を行った。さらに経済センサスの産業分類による業種との相関関係の分析から、これまでの報告になかった住工併存住宅の集積が見られる地域が抽出された。調査内容は、2020年度日本建築学会大会において発表した（但し、Covid-19の感染拡大により大会が中止され、梗概集での発表となった）。②職住混合市街地の空間形成を規定する都市計画的手法として、東京都区部において住工共生を志向する地区計画11事例を抽出し、用途・形態規制の意図に関する聞き取り調査、東京都土地利用現況調査を用いた土地利用の変遷に関する分析を実施した。さらに詳細な調査が必要と判断した3地区について、2020年度後期より地区計画の空間的効果を図る現地調査を予定していたが、Covid-19の影響により東京都への出張が制限されており、一部の調査が遅れている。③東京都区部の伝統的な地場産業集積地域の事例の一つとして、近世より衣料関連の事業所集積が見られる中央区横山町・馬喰町に着目し、問屋街の業種構成及び空間特性に関する調査研究を実施した。調査結果を2021年度日本建築学会大会において発表予定である。④上記の成果を踏まえ、従来の予定通り2020年9月に「地域産業空間構造から見た東京都区部の都市部職住混合空間に関する研究」という題目で博士論文を執筆し、東京大学大学院の博士号を取得した。なお、2020年10月からは高知工科大学に所属機関を変更し、継続して当該テーマに関する研究を実施した。

今年，我们基于以下框架，针对东京都市区的混合工作和居住区进行了调查。 ① 借鉴东京都各区城市基本规划调查的7点GIS数据，利用现有的土地利用调查，对城市尺度上的居住和工作住宅的区位特征进行分析。此外，根据经济普查产业分类，通过分析与产业类型的相关性，找出了以前未报告过的住宅和工业用房聚集的区域。研究内容在2020年日本建筑学会会议上发表（但由于Covid-19的传播，会议被取消，结果以摘要形式呈现）。 ② 作为调节混合工作和居住城市区域空间形态的城市规划方法，我们提取了东京都内11个以居民和产业工人共存为导向的地区规划案例，对其意向进行了访谈调查对东京都的土地利用情况进行了调查，并通过现状调查对土地利用的变化进行了分析。我们原计划在2020年下半年对被判定需要更详细调查的三个地区进行现场调查，评估地区规划的空间效果，但由于受新冠疫情影响，前往东京的商务旅行受到限制。 Covid-19，一些调查已被推迟。 ③ 以近代以来服装相关产业聚集的中央区横山町和马喰町为中心，作为东京都传统地方产业集群的例子，进行了调查。对批发区的产业构成和空间特征进行了研究。调查结果计划在 2021 年日本建筑学会会议上公布。 ④基于上述成果，2020年9月，按照原定计划，我撰写了题为《区域产业空间结构视角下的东京都城市工作生活混合空间研究》的博士论文，并在大学完成了研究东京大学院博士。此外，从2020年10月起，我们将附属机构变更为高知工业大学，继续开展这一主题的研究。