紛争解決のためのメカニズムデザイン

冲突解决机制设计

• 批准号: 19K23200
• 负责人: 中村 祐太
• 金额: $ 1.83万
• 依托单位: Yokohama City University (2020-2022)Keio University (2019)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-08-30 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K23200/
• 关键词: メカニズムデザイン; 紛争解決; 社会的選択理論; 投票理論; q; マーケットデザイン; ゲーム理論

本研究では，紛争を解決するための取り決めをする際に，いかなるプロセスを用いれば当事者たちが合意に達しやすくなるのかを，メカニズムデザイン理論の観点から分析している．特に，相反する紛争当事者たちの好み（選好）を反映して意思集約を行うために，（１）紛争当事者たちから真の選好に関する情報を申告してもらい，（２）その情報をもとに効率的かつ公平な決定を行うことを目的とする制度の設計を考えてきた．これら二つの目的を達成するため，昨年度までの研究では，（１）と（２）について個別に分析を行なってきた．具体的には，2019-2020年度の研究で，人々にとって正直な選好を申告することが最も特になる（耐戦略的な）制度を新たに設計することで，（１）の目的が状況によっては達成可能なことを示した．また，2021年度の研究では，金銭移転が認められない環境（Arrow 1951）における意思集約の公平性を考えることで，（２）の目的を達成するための下準備を行なった．一方で，本年度の研究では，過去の研究成果を踏まえ，（１）と（２）の目的を同時に達成する制度の設計を行なった．具体的には，効率性や公平性など，本研究でこれまでに考察してきた性質を満たす制度の設計には，紛争当事者たちの選好に関する情報がどの程度パブリックである必要があるかという問いを立てた．その上で，「メカニズムのドメイン選択問題」に関する理論モデルを新たに構築することで，この問いに対して解答を与えた．本年度の研究で得た結論は，「当事者たちの選好から計算される社会的余剰に関する情報が誤差50％以内でパブリックになっているならば，複数の望ましい性質を満たすメカニズムを設計できる」というものであり，紛争解決のための制度設計に対しポジティブな示唆を与えるものとなっている．

在这项研究中，我们分析了机制设计理论的机理设计理论，即使用哪种过程来使当事方在解决争议的安排时更容易达成协议。特别是，为了实施冲突的口味（选择），（1）具有（1）根据该信息来声明有关真实偏好的信息。为了实现这两个目的，在去年的研究中，（1）和（2）已被单独分析。具体来说，通过设计一种新的（战略性）系统，该系统是2019 - 2020年研究中最具体的（战略性）系统，（1）的目的取决于情况。在2021财年的研究中，我们在准备实现（2）的目的的准备工作中，考虑了不允许货币搬迁的环境中意图的公平性（Arrow 1951）（Arrow 1951）。另一方面，今年的研究旨在根据过去的研究结果同时实现（1）和（2）的目的。具体来说，需要关于冲突偏好的信息，即设计到迄今为止所考虑的属性的系统，例如效率和公平。此外，通过构建与“机理域选择问题”相关的新理论模型给出了这个问题的答案。今年的研究的结论是，如果从当事方的偏好中计算出的有关社会盈余的信息在错误的50％之内发布，则可以设计一种满足多个理想属性的机制。争议解决的设计。

项目成果

An Axiomatic Foundation of the Multiplicative Human Development Index

• DOI: 10.1111/roiw.12370
• 发表时间: 2018-08
• 期刊: ERN: Other Macroeconomics: Employment
• 作者: Yoko Kawada;Yuta Nakamura;Shuhei Otani

Twofold multiprior preferences and failures of contingent reasoning

双重多先验偏好和偶然推理的失败

• DOI: 10.1016/j.jet.2022.105448
• 发表时间: 2022
• 期刊: Journal of Economic Theory
• 影响因子: 1.6
• 作者: Federico Echenique;Masaki Miyashita;Yuta Nakamura;Luciano Pomatto;and Jamie Vinson
• 通讯作者: and Jamie Vinson

The uniqueness of the pivotal mechanisms without strategy-proofness

关键机制的独特性，缺乏策略证明

• DOI: 10.1007/s10058-020-00236-1
• 发表时间: 2020
• 期刊: Review of Economic Design
• 影响因子: 0.7
• 作者: Ishikawa H;Otsuka S;Nakagawa S;矢島 猶雅;脇 雄一郎(Yuichiro Waki);Yuta Nakamura
• 通讯作者: Yuta Nakamura

Accountable Voting

负责任的投票

• 发表时间: 2021
• 作者: Masuda Takehito;Mikami Ryo;Sakai Toyotaka;Serizawa Shigehiro;Wakayama Takuma;Shinya Kosaka;Noriaki Okamoto
• 通讯作者: Noriaki Okamoto

Non-Manipulable Agenda Setting for Voting with Single-Peaked Preferences

不可操纵的单峰偏好投票议程设置

• 发表时间: 2021
• 期刊: 『横浜市立大学論叢』 社会科学系列
• 作者: Ishikawa H;Otsuka S;Nakagawa S;栗田健一;Abe Takaaki;中村祐太
• 通讯作者: 中村祐太