「面白い」の起源：扁桃体の役割に注目したユーモア理解過程の理論と実証

“搞笑”的由来：聚焦杏仁核作用的幽默理解过程的理论与论证

基本信息

批准号：
20K13034
负责人：
中村太戯留
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Musashino University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K13034/
关键词：
ユーモア理解ポジティブ情動不調和の解消見いだし理論関連性の感知扁桃体保護フレーム皮肉理解ユーモア関連性の見いだし「保護されている」という認識の枠組み一貫性の監視行為の意味行為者の意味遊び状態不調和解消関連性感知

项目摘要

本研究は、「扁桃体のユーモア理解過程における役割は何か？」という学術的問いに対して、言語学、心理学、そして脳科学の知見を活用しながら解明する試みである。これまでに、第１の目的である、コトバの内容を何らかの基準に基づいて「面白い」と評することに対応しうるユーモア理解の言語理論の提案、および第２の目的である、扁桃体の神経科学的なつながりや役割と前述の言語理論との関連づけの提案を実施し、「ユーモア理解の「見いだし」理論」として令和3年度に論文発表をした。その骨子は、関連性の感知(Sander et al., 2003)と保護フレーム(Apter, 1992, 2007)がユーモア理解において重要な役割を果たすというもので、扁桃体は前者の重要な神経基盤と考えられている(Nakamura et al., 2018)のに対して後者の神経基盤は不明となっている。そこで令和4年度は、第３の目的である、心理学的ないし脳科学的手法を通して、前述の言語理論の神経基盤の解明を目指す一環として、保護フレームの神経基盤の解明に向けて、イメージングの先行研究に対する脳の座標情報に基づくメタ分析を実施し、側頭葉前部、尾状核、前帯状回などが候補となりうることが示唆された。また、ユーモア理解に関する行動データ(中村, 2009)の再解析を実施し、保護フレームと整合する主成分を抽出可能であることも示唆された。すなわち、扁桃体の関連性の感知は「自分が有する幸福や属する種の幸福の維持に有意な影響を及ぼす」(Sander et al., 2003)事柄の見いだしであり、ともすれば自分にネガティブな影響を及ぼしうる事柄である。そして、保護フレーム(Apter, 1992, 2007)により自分がネガティブな影響から守られる際に、ユーモアが生じるという可能性が考えられる。そして、これらに関して学会や研究会で報告した。

这项研究试图利用语言学、心理学和脑科学的知识来回答“杏仁核在理解幽默过程中的作用是什么？”这一学术问题。到目前为止，我们已经提出了一种理解幽默的语言学理论，它可以对应于根据某些标准将单词内容评估为“有趣”的第一个目的，以及第二个目的：我们提出了科学联系和角色之间的联系以及前面提到的语言学理论，并于 2021 年发表了一篇论文，名为理解幽默的“发现”理论。主要思想是关联性感知（Sander et al., 2003）和保护框架（Apter, 1992, 2007）在幽默理解中发挥着重要作用，而杏仁核被认为是前者的重要神经基础（Nakamura et al., 2007）。 al., 2018），但后者的神经基础仍然未知。因此，在2020财年，作为我们通过心理学或神经科学方法阐明上述语言理论的神经基础的第三个目标的一部分，我们将进行基于大脑坐标信息的成像以阐明保护框架的神经基础的荟萃分析。之前的研究表明，前颞叶、尾状核和前扣带回可能是候选区域。此外，我们重新分析了与幽默理解相关的行为数据（Nakamura，2009），发现可以提取与保护框架一致的主要成分。换句话说，杏仁核的关联感是发现“显着影响维持一个人自己的福祉以及一个人所属物种的福祉”的事物（Sander et al., 2003），并且可能对自己产生负面影响。此外，当一个人受到保护框架的保护免受负面影响时，幽默就有可能产生（Apter，1992，2007）。然后我们在学术会议和研究小组上报告了这些内容。

项目成果

期刊论文数量（9）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

ユーモア理解の「見いだし」理論

理解幽默的“发现”理论

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
中村太戯留
通讯作者：
中村太戯留

扁桃体の役割を射程に入れた「面白い」の言語理論の提案

提出“有趣”的语言理论，其中包括杏仁核的作用

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
中村太戯留
通讯作者：
中村太戯留

Context-prosody interaction in sarcasm comprehension: A functional magnetic resonance imaging study

讽刺理解中的语境韵律相互作用：一项功能性磁共振成像研究

DOI：
10.1016/j.neuropsychologia.2022.108213
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
2.6
作者：
Nakamura Tagiru;Matsui Tomoko;Utsumi Akira;Sumiya Motofumi;Nakagawa Eri;Sadato Norihiro
通讯作者：
Sadato Norihiro

ユーモア理解における「保護されている」という認識の枠組みの神経基盤に関するメタ分析

幽默理解中“被保护”认知框架的神经基础元分析