Radiopathological analysis of Japanese macaques affected by the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident

受福岛第一核电站事故影响的日本猕猴的放射病理学分析

基本信息

批准号：
20K12173
负责人：
福本学
金额：
$ 2.75万
依托单位：
Institute of Physical and Chemical Research
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

福島第一原発事故に被災した野生ニホンザルから得られた臓器や血液サンプル数は令和４年度に113頭で、現在までに総計826例を集積し、現在も採材を継続している。大腿筋中のセシウム137濃度の平均は、南相馬市での捕獲群で1,200 Bq/kg、浪江町群で928 Bq/kgと、内部被ばくが事故後10年以上経過しても継続していることが明らかとなった。以前は南相馬市群に比べて浪江町群で高濃度汚染であったが、両群で近づいてきている。群間で個体が行き来しているためと考えられる。被災サル精巣への被ばく影響を解析した。非被災野生サル骨格筋中のセシウム 137 濃度は5.6 Bq/kgであり、被災サルに比べて無視できる放射能であった。両群の精巣組織では、ともに活発な精子発生が観察され、明確な違いは認められなかった。そこで、精上皮のステージを決定し、PCNA免疫染色による増殖中の精細胞と、活性型カスパーゼ-3免疫染色によるアポトーシス精細胞と、精上皮のステージ上で特異的なそれぞれの細胞型を比較検討した。その結果、両群の精上皮で増殖している精細胞は、ステージ I ～ VIの B型精祖細胞、ステージ VII および VIIIのプレレプトテン一次精母細胞、ステージ IX のレプトテン一次精母細胞、ステージ X、XIのザイゴテン一次精母細胞、そしてステージXII-VIIのパキテン一次精母細胞であった。一方、精上皮のアポトーシス精細胞は、ステージ I ～ VI の B型精祖細胞、ステージ VII および VIIIのプレレプトテン一次精母細胞、ステージ IXのレプトテン一次精母細胞で観察されたが、被災サルも非被災サルもわずかな頻度であった。このように、精上皮の段階での増殖中の精細胞とアポトーシス精細胞およびそれらの特定の細胞型では、両群間で明らかな違いは確認されなかった。

2020年，从受福岛第一核电站事故影响的野生日本猕猴身上采集的器官和血液样本数量为113份，迄今为止已采集了826例，采集工作仍在进行中。南相马市组大腿肌肉中铯137的平均浓度为1,200 Bq/kg，浪江町组为928 Bq/kg，这表明事故发生10多年后，内部暴露仍在继续。那此前，浪江町组的污染浓度高于南相马市组，但两个组越来越接近。这被认为是由于个体在群体之间来回移动所致。我们分析了辐射暴露对受灾猴子睾丸的影响。未受影响的野生猴子骨骼肌中的铯 137 浓度为 5.6 Bq/kg，与受影响的猴子相比，其放射性可以忽略不计。两组睾丸组织均观察到活跃的生精功能，但未观察到明显差异。因此，我们确定了生精上皮的阶段，并通过 PCNA 免疫染色比较了增殖的精子细胞，通过活性 caspase-3 免疫染色比较了凋亡的精子细胞，以及生精上皮阶段特有的每种细胞类型。结果，两组生精上皮中增殖的精母细胞均为I至VI期的B型精原细胞、VII和VIII期的细线期初级精母细胞、IX期的细线期初级精母细胞、以及X、XI期合子期初级精母细胞，以及XII-VII 阶段粗线期初级精母细胞。另一方面，在I至VI期的B型精原细胞、VII期和VIII期的前细线期初级精母细胞以及IX期的细线期初级精母细胞中观察到生精上皮中的凋亡精母细胞，受影响的猴子的频率也较小。因此，两组之间的增殖和凋亡精子细胞及其在生精上皮阶段的特定细胞类型没有明显差异。

项目成果

期刊论文数量（41）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

トリチウム標識チミジンの持続処理に対する耐性獲得過程におけるG1期停止機構関連因子の放射線応答

氚标记胸苷连续治疗耐受性获得期间G1期阻滞机制相关因素的放射反应

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
礒部理央; 鈴木正敏; 鈴木啓司; 木野康志; 石川諒椰; 福本学; 千田浩一
通讯作者：
千田浩一

ICP-MS/MSを用いた極微量放射性同位体分析法が拓く環境放射能研究

使用 ICP-MS/MS 进行超痕量放射性同位素分析开创了环境放射性研究的先河

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
大野剛;佐藤直輝;佐藤妃奈;福本学;五十嵐康人
通讯作者：
五十嵐康人

Seasonal changes in the spermatogenesis of the large Japanese field mice (Apodemus speciosus) controlled by proliferation and apoptosis of germ cells

生殖细胞增殖和凋亡控制的大型日本田鼠（Apodemus spiosus）精子发生的季节性变化

DOI：
10.1016/j.anireprosci.2020.106288
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
2.2
作者：
Ito Jun;Meguro Kanna;Komatsu Kazuki;Ohdaira Takuya;Shoji Rina;Yamada Takahisa;Sugimura Satoshi;Fujishima Yohei;Nakata Akifumi;Fukumoto Manabu;Miura Tomisato;Yamashiro Hideaki
通讯作者：
Yamashiro Hideaki

被災動物の包括的線量評価事業　福島第一原子力発電所事故後の放射線被ばくによる生物影響解析

受影响动物综合剂量评估项目：福岛第一核电站事故后辐射暴露的生物效应分析