唾液腺導管癌の癌微小環境における自律神経相互作用の臨床的・分子病理学的意義

唾液腺导管癌肿瘤微环境中自主神经相互作用的临床和分子病理学意义

基本信息

批准号：
21K09616
负责人：
多田雄一郎
金额：
$ 2.66万
依托单位：
International University of Health and Welfare
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

唾液腺導管癌（salivary duct carcinoma: SDC）は、遠隔転移の頻度が高い極めて予後不良の希少癌であるが、無作為化比較試験を経た薬物療法は確立されていない。近年、前立腺癌、乳癌、頭頸部扁平上皮癌では、癌組織内に自律神経（交感神経・副交感神経）系が入り込み、生命予後不良因子となっていること、および、実験的に交感神経を抑制または除去した場合は、癌の縮小や転移の抑制が観察され、癌細胞と神経の相互作用を標的とした新たな治療法の開発が期待されている。しかし、SDCにおいては、癌と神経の相互作用の検討はなされていない。本研究は、SDC標本を用いて、画像解析を駆使した免疫組織化学的検索や遺伝子解析を行い、SDCの癌組織内における自律神経の臨床病理学的および分子病理学的意義を明らかにすることを目的とした。対象は、すでに開始しているSDC多施設共同研究会登録症例である。根治治療施行例を対象として、臨床情報を収集・更新した。未染プレパラートを収集し、交感神経系マーカーであるTHおよび副交感神経系マーカーであるVAChTとCHATに対する免疫組織化学染色を施行した。得られた予後情報と、免疫組織化学染色の結果を解析し、これらのマーカーの判定基準を策定した。根治治療施行129例において、腫瘍内のTH、VAChT、CHATの発現を免疫組織化学染色、蛍光二重染色を用いて判定した。この結果を用いて、臨床病理学的因子と末梢神経・自律神経との相関関係、および予後との関係の解析を行った。

唾液腺导管癌（SDC）是一种罕见的癌症，远处转移频率高，预后极差，但尚未通过随机对照试验确定药物治疗方法。近年来，在前列腺癌、乳腺癌和头颈部鳞状细胞癌中，自主神经系统（交感/副交感神经系统）侵入癌组织，成为生命预后不良的一个因素。，癌症缩小和转移受到抑制，并且有望开发针对癌细胞和神经之间相互作用的新疗法。然而，在 SDC 中，癌症与神经之间的相互作用尚未得到研究。本研究利用SDC标本进行免疫组织化学搜索和利用图像分析进行遗传分析，阐明SDC癌组织中自主神经的临床病理学和分子病理学意义。受试者是在SDC多中心联合研究组中注册的病例，该研究已经开始。收集并更新接受治疗的病例的临床信息。收集未染色的制剂，并对交感神经系统标记物TH和副交感神经系统标记物VAChT和CHAT进行免疫组织化学染色。我们分析了获得的预后信息和免疫组织化学染色的结果，并建立了确定这些标志物的标准。在 129 名接受根治性治疗的患者中，使用免疫组织化学染色和双荧光染色测定肿瘤内 TH、VAChT 和 CHAT 的表达。利用这些结果，我们分析了临床病理因素、周围神经和自主神经之间的相关性以及与预后的关系。