果実表面の微気象学的解析に基づくトマト果実への低温耐性の付与
基于果实表面微气象分析赋予番茄果实耐低温能力
基本信息
- 批准号:21K05568
- 负责人:
- 金额:$ 2.66万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 财政年份:2021
- 资助国家:日本
- 起止时间:2021-04-01 至 2024-03-31
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
収穫したトマト果実を1か月程度貯蔵するためには低温貯蔵が必須となる。ただしトマト果実を一定期間以上低温下に置いてから常温に戻すと、低温障害の発生が著しい。そのため果実に低温耐性を付与して、低温障害の発生を軽減する技術が必要である。そこで第1シーズンに引き続き低温貯蔵前に高温(HS)処理を行い、低温障害軽減効果の年次変動を調査した。また本年度新たな試みとして栽培中に遠赤色光照射を行い、低温耐性が付与できるかを検討した。催色期に収穫した果実に対して低温貯蔵前にHS処理を行い、HS処理を行わない果実を対照区として、低温障害の発生を比較した。その結果、第1シーズンは年内収穫果に限ってHS処理に低温障害軽減効果が認められたが、第2シーズンはその結果と異なり、HS処理に安定的な低温障害軽減効果は認められなかった。本シーズンは全体的には低温寡照傾向を示した年であり、栽培中の温度、光環境によって高温に対する耐性が変動したことが原因と考えられた。HS処理は貯蔵温度によらず着色遅延効果があるので、常温貯蔵における貯蔵性延長技術として利用する方が安定した効果が得られると考えた。トマト低温障害を発生部位と程度に分けて観察したところ、大きく4種類の症状に整理され、その中には温度が上昇してくる6月に再び助長してくる症状があった。さらに収穫後の低温耐性と栽培条件との関係をみたところ、収穫日に近い短期間の高温と開花後から収穫日までの長期間の光条件が低温耐性付与に寄与していることが示された。この結果を受けて、冬期の低温寡照条件下における遠赤色光照射が低温耐性付与に及ぼす影響について検討した。その結果、低温障害指数の低下、健全果率の上昇が認められた収穫月があった。あらたな低温耐性付与技術として期待できる。
为了将收获的番茄果实保存一个月左右,低温贮藏是必不可少的。但如果番茄果实在低温下放置一定时间,然后恢复到室温,则会发生明显的低温损害。因此,需要一种技术来赋予水果耐低温能力,减少低温损害的发生。因此,在第一季之后,在低温储藏之前进行高温(HS)处理,并调查减少低温损害效果的年度波动。另外,作为今年的新尝试,我们在栽培过程中照射远红光,考察是否能赋予其耐低温能力。显色期采收的果实在低温贮藏前进行HS处理,并以未经HS处理的果实作为对照,比较低温危害的发生情况。结果发现,在第一季,HS处理仅对当年收获的果实有效减少低温损害,但在第二季,结果不同,并且没有发现HS处理具有稳定的效果。具有减少低温损伤的作用。这个季节总体上是低温弱光的一年,这被认为是由于栽培期间的温度和光环境对高温的耐受性存在差异。由于无论储存温度如何,HS处理都具有延迟着色的效果,因此我们认为将其用作室温下的储存延伸技术将提供更稳定的效果。当按部位和严重程度观察番茄冷害时,发现主要有四种症状,其中,有的症状在6月气温升高时再次恶化。此外,当我们研究收获后的低温耐受性与栽培条件之间的关系时,发现接近收获日期的短期高温和从开花时间到收获日期的长期光照条件会导致低温。耐温性。基于这一结果,我们研究了冬季低温弱光条件下远红光照射对耐低温性的影响。结果,出现了低温损害指数下降、健果率上升的收获月份。它有望成为一种赋予耐低温性的新技术。
项目成果
期刊论文数量(20)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
サツマイモ‘高系14号’「なると金時」の輸出に向けた高糖化および障害抑制技術
红薯“Kokei No.14”“Naru Kintoki”出口用增加糖分和抑制损害的技术
- DOI:
- 发表时间:2023
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:吉田実花・西尾麻衣子・岩崎真友佳・神田菜乃子・馬場 正・ 兼田朋子
- 通讯作者:吉田実花・西尾麻衣子・岩崎真友佳・神田菜乃子・馬場 正・ 兼田朋子
群落内外の相対光量に基づく摘葉がトマトの糖度に及ぼす影響
基于群落内外相对光照水平的摘叶对番茄糖含量的影响
- DOI:
- 发表时间:2022
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:小泉明嗣・高田敦之
- 通讯作者:小泉明嗣・高田敦之
イチゴの東南アジア向け海上輸出実現に向けた輸送環境および包装による品質保持効果
运输环境及包装对草莓海运出口东南亚的保质效果
- DOI:
- 发表时间:2021
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:兼田朋子・中村宣貴・安永円理子・志水基修・馬場正・福田文夫・中野龍平
- 通讯作者:兼田朋子・中村宣貴・安永円理子・志水基修・馬場正・福田文夫・中野龍平
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馬場 正其他文献
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- 资助金额:
$ 2.66万 - 项目类别:
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- 资助金额:
$ 2.66万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)