日本の水産外交：その動態と変容

日本渔业外交：动态与转型

• 批准号: 21K01379
• 负责人: 眞田 康弘
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Waseda University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K01379/
• 关键词: 水産外交; 地域漁業管理機関; 中西部太平洋まぐろ類委員会; 北太平洋漁業委員会; ワシントン条約; 国際捕鯨委員会; 日本外交; 国際関係論; 政治学; 地球環境問題

本年度は、国際捕鯨委員会（ＩＷＣ）隔年会合、ワシントン条約（ＣＩＴＥＳ）締約国会議及び北太平洋漁業委員会（ＮＰＦＣ）年次会合に現地出席、並びにハイブリッド形式で開催された中西部太平洋まぐろ類委員会（ＷＣＰＦＣ））にオンライン出席し参与観察を行うとともに、ＮＧＯ、政府関係者等ステークホルダーに対する聞き取り調査及び意見交換を行った。特に本年は対面開催が行われた各種会議においてこれら会議に大きな影響力を有するＮＧＯに対するインタビューを重視した。また、現地調査（北海道）及びオンライン上での漁業者に対する聞き取り調査を実施した。こうした調査を通じて関係ステークホルダーの水産外交に対するポジション及びこれを規定する要因に対する理解を深めることができた。ワシントン条約に関しては、サメ掲載提案に関して中心的役割を担ったＩＵＣＮサメ専門家グループの科学者に対して長時間の聞き取り調査を実施し、ＩＵＣＮ同グループのワシントン条約に対する立場やどのように会議に影響を及ぼしてきたかについて理解することができた。ＩＷＣに関しては、近年とりわけ日本の脱退以降その扱うアジェンダが大きく変容しており、これについて学術論文を一本発表し、こうした変容とそれが有するインプリケーションにつき明らかとした。また、ＷＴＯ漁業補助金協定にも関係することとして、日本の漁業補助金についての検討を進め、一般雑誌に論文を発表した。この他、各種オンラインメディア媒体に水産政策についての論考を複数発表した。

今年，我参加了两年一度的国际捕鲸委员会（IWC）会议、《濒危野生动植物种国际贸易公约》（CITES）缔约方大会和北太平洋渔业委员会（NPFC）年会，并进行了参与式观察。与非政府组织、政府官员和其他利益相关者进行访谈并交换意见。特别是，今年我们在举办的各种面对面会议中，重点关注了对有较大影响力的非政府组织的采访。我们还对渔民进行了实地调查（北海道）和在线访谈调查。通过本次调查，我们加深了对相关利益攸关方对渔业外交的立场以及决定这些立场的因素的了解。关于CITES，我们对在鲨鱼列入提案中发挥核心作用的IUCN鲨鱼专家组的科学家进行了长时间的采访，以更多地了解IUCN专家组对CITES的立场以及它对会议的影响。这对我有何影响。关于IWC，近年来，特别是日本退出之后，其议程发生了重大变化，我就此主题发表了一篇学术论文，阐明了这些变化及其影响。另外，针对WTO渔业补贴协议，我们一直在研究日本的渔业补贴，并在综合期刊上发表了一篇论文。此外，他还在各种网络媒体上发表了多篇有关渔业政策的文章。

项目成果

世界からも疑問の声 補助金漬けの漁業はもうやめよう

来自世界各地的质疑声：让我们停止大量补贴的渔业

• 发表时间: 2022
• 期刊: Wedge
• 作者: 小川裕子;廣瀬陽子;中山裕美;Kyoko Hatakeyama;真田 康弘;廣瀬陽子;小川裕子;李鍾元（Lee Jong Won）;Kyoko Hatakeyama;真田康弘
• 通讯作者: 真田康弘

行き詰まる魚の多国間管理 日本は襟元正して〝旗振り役〟を

多边鱼类管理陷入僵局，日本必须挺起袖子，扮演“摇旗呐喊”的角色

• 发表时间: 2022
• 期刊: Wedge
• 作者: 小川裕子;廣瀬陽子;中山裕美;Kyoko Hatakeyama;真田 康弘;廣瀬陽子;小川裕子;李鍾元（Lee Jong Won）;Kyoko Hatakeyama;真田康弘;廣瀬陽子;真田康弘
• 通讯作者: 真田康弘

国際捕鯨委員会の変容

国际捕鲸委员会的转型

• DOI: 10.14927/reeps.ron1601-003
• 发表时间: 2023
• 期刊: Review of Environmental Economics and Policy Studies
• 作者: カライスコス アントニオス;丸山 英二;真田 康弘
• 通讯作者: 真田 康弘